2022年度総務省調査委託「国際協力のための総合防災ICT研究会」報告書をとりまとめました

　近年、自然災害への迅速な対応が地球的課題となっている状況において、「国際協力のための総合防災ICT 研究会」（開催概要、構成員名簿参照）では、緊急警報放送システム(EWBS)を活用及び深化させた国際協力の在り方を議論し、早期に実装可能な総合防災ICTモデルとその海外展開の方策について検討を行いました。総合防災 ICT について川上から川下までのシステムとしてのモデルを示し、また「EWBS-CAPハイブリッド伝送方式」を地デジ日本方式(ISDB-T)採用国に提供するといった方法論、ローカライゼーションのあり方等の提言をとりまとめ、来年度以降における政府や関係者の取組についても具体的な提案を行いました。