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令和6年度 「JTEC通信放送国際展開講演会」ご案内
1.講演会テーマ
医療DXセミナー ~医療DXの推進による開発途上国におけるSDGsの実現に向けて~
2.開催の趣旨
デジタル技術の進化が、行政やビジネスに留まらず、人々の生活から社会全体に様々な影響や変革をもたらしています。その中で、医療分野のDigital Transformation(医療DX)が進展することにより、主に以下の点においてSDGsの実現に大きな役割を果たすことが期待されています。
1.プライマリーヘルスケアへのアクセスの向上
:道路、交通手段の未整備等、途上国特有の事情により、医療ヘのアクセスが限定されている地域や、遠隔地、医療資源の不足する地域でも遠隔医療の導入により医療サービスへのアクセスを可能にすることで、地域間の医療格差の解消を実現します。
2.疾病予防と早期診断
:開発途上国においては感染症や慢性疾患、妊産婦の死亡率が高く、AI等を活用した医療DX推進により効率的な予防対策と早期発見のプロセスを構築することで、より多くの命が救われる可能性があります。
3.セキュア且つ持続可能なインフラの構築
:高度な個人情報を含む医療情報の共有や管理においては、安全かつ信頼性の高いインフラストラクチャーが不可欠であることから、データの保護とバックアップの仕組みを整備することで、システムの安定性と可用性を確保します。
本講演会では、「医療DXセミナー~医療DXの推進により開発途上国におけるSDGsの実現に向けて~」をテーマとし、遠隔医療等の専門家や関係する民間企業等の講師の方々より、医療DXの各種取り組みや最新動向について講演いただくとともに、今後の海外展開のあるべき方向性を探ります。
なお、本講演会は今年度の情報通信月間参加行事として実施します。
3.開催日時
令和6年7月10日(水) 14:00~16:40
4.開催場所
オンライン開催(ZOOMウェビナー)
5.内容、講師
講演1「総務省における医療ICTの国際展開」
総務省国際戦略局国際協力課長 寺村行生 様
講演2「遠隔医療が進める医療DXとサイバーセキュリティ対策」
日本遠隔医療学会 会長 近藤博史 様
講演3「ITソリューションによる母子健康領域の課題解決:実際の事例から見る可能性」
日本電気株式会社 ヘルスケア・ライフサイエンス事業部門 阿部実音 様
講演4「医療画像診断支援AI EIRL(エイル):海外展開の方向性と課題」
エルピクセル株式会社 グローバル事業推進室長 金子龍司 様
講演5「ブータンにおける事例紹介」
(1)ICT医療技術を用いたブータンの母子保健サービス向上の取組
NPO法人 e-HCIK理事 (香川大学顧問・名誉教授)徳田雅明 様
(2)ブータン国向け画像診断支援ソリューションの取組
JTEC 通信技術・システム部長 市川栄一郎
6.参加申込み
お申込み受付は終了いたしました。
7.問い合わせ先
電話:03-3495-5211 (担当:金子)
E-mail:
jtec_cr@jtec.or.jp